東日本一帯に数十年ぶりの大雪が積もった2月9日、山形大学HBKさんの進行で
科学技術の第一線でご活躍されている先生方にお話をうかがいました
(原さんは天候の影響でご欠席)。
・科学技術は専門家だけのものなの?
・科学と技術はどう違うの?
・私たちは科学技術にどう接したらいいの?
・私たちも科学技術を理解する必要があるの?
・環境エネルギー研究の最先端はどのようなものなの?
・ロボット工学の最先端はどのようなものなの?
・石巻での新しい産業にはどのようなものがあるの?
・藻(も)から石油ができるの?
・技術を産業にするのはどのくらい大変なの?
・研究にはどのような思いが込められているの?
・一般向けの技術書にはどのような思いが込められているの?
・研究分野に流行はあるの?
・専門分野を変えるって大変じゃないの?
会場からの質問も出てエキサイティングなトークショーになりました。
瀬戸さんからのメッセージ:
震災後,国内外の多くの研究者・技術者が災害対応のためのロボットを
研究開発しています。その技術や成果、そして研究者・技術者がその
ロボットにかけた『想い』を少しでも知ってもらえれば幸いです。
雨澤さんからのメッセージ:
技術の発展のために科学を勉強・研究することはもちろん重要ですが、
その根底にある”科学的なものの考え方”を身に付けて欲しいと思います。
この”科学的なものの考え方”は、分野が違っても共通する普遍的なものであり、
何よりも皆さんの人生そのものを豊かにしてくれるでしょう。
最後にこのトークショーを実施するにあたり一番強く感じたことは、
人とのつながりの大切さでした。
主催の山形大学さんには大変なご協力をいただきましたが、
これまで3回イベントをご一緒させていただいたおかげと思っております。
瀬戸さんはこれまでの科学教室でお知り合いになった方からのご紹介、
原さんは高校の大先輩、雨澤さんは大学の同級生で、
皆さまお休みの日のボランティアを快く引き受けて下さいました。
研究をするにあたっても他の研究者との連携は必要かと思いますし、
今回のように専門家が一般の方々とお話をされることは
私たちの未来を創っていく上で大変重要なことではないかと思いました。
ご協力、ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。(EE)